運命と宿命の違い!運命を変える生き方

運命は決まっていると思いますか?

「自分の未来に何が起こるのか知りたい。」

そんな願望は大なり小なり誰しもが抱くもので、
「未来学」という学問ができるほど、
人は未来への関心を強く持ってきました。

そして、運命学的には、人の運命は

『運命=宿命×自力×他力』

の方程式で決まっていくとされています。

「宿命」とは、
オギャーと生まれた瞬間に決まる、変えられないもの。生まれてから死ぬまで、避けることも、変えることのできない「定め」のことです。

たとえば、生年月日や性別。生まれた瞬間に決まりますよね。すると、それに応じて性格も決まります。

また両親たご先祖さんから受け継ぐのも宿命。また、どこで生まれたか、誕生した場所も変えることができません。

けれど、変える事ができるものがあります。それが「自力」と「他力」の部分です。

「自力」とは
読んで字の如く、自分自身の努力精進のこと。さらに言えば、それを生み出す「想像力」のことです。

3つの中で最も簡単に変えられるものがこの「自力」の部分で、「私はこんな未来を実現したい」という想像力を広げれば、運命を変える「自力」を発揮することができます。

「他力」とは、神様のお力添えの部分です。

天:タイミング、偶然
地:まわりの環境
人:ご縁、出会い

すべてのことを表します。

しっかり未来に向かって努力していると、自分の頑張りだけでは不可能だったことが、まるで神様からの後押しを受けたかのようにスルスルと実現していくようになります。

そのような時に、「他力」が働いていると言えるでしょう。

 

運命以上の人生を歩むために

人生には3パターンの流れがあります。

・運命以下の人生になる人

・運命通りの人生になる人

・運命以上の人生になる人

ほとんどの方は、普通に生きていたら運命以下の人生にしかなりません。

それだけ、本来の自分らしさを輝かせる生き方が難しい時代になってきているとも言えます。

ですが、せっかくならば、「運命以上の人生」を歩んでほしい。

運命を変えるには、

『運命=宿命×自力×他力』の方程式の中のどこかを変える必要があります。

自力と他力では、自力のほうが変えやすいのですが、どう変えればいいのか、といった
自身の真価を発揮するためのヒントや方向性を示すのが「六龍法」なのです。

 

運命を乗り越えるために…

運命以上の人生を歩むためには、どんな環境に身を置くかが鍵を握ります。

具体的に、「環境」で特に気をつけたいのは、以下の5つです。

(1)親
(2)人(友人、ビジネスパートナー、恋人、夫婦)
(3)食べ物
(4)情報
(5)場所

これから、この5つのそれぞれについて、解説していきます。

 

(1)良い親とは何なのか?

北極流占いでは、
「この生年月日は良い」
「この生年月日は悪い」
といったものは存在しません。

どんな生年月日だろうと、品上がったら良くなるし、品下がったら悪くなります。

これは、より高い視点で捉えた時に、世間一般で言われている「良い」「悪い」は、必ずしも正しくはないということです。その1つの例が親なのです。

では、ここで質問です。

1.毎日子供のために早く帰って来てくれて、いつも子供と遊んでくれて、とても優しく、仕事もできて頼りがいがあって、温かい家庭を作る父親

2.ほとんど家に帰らず、滅多に子供と遊んでくれず、仕事もロクにできないくせいに家でも偉そうにして、いつも怒鳴ってばかりの、冷たい父親

さて、この2人の父親、
どちらの方が「良い父親」でしょうか・・・?

・・・となった時に、世間一般の価値観だと、ほとんどの人が1と答えるでしょう。

しかし、本当に1の親のもとで育った方が2の親のもとで育つよりも良い育ち方をするのか?というと、そうとも限りません。

実は、六龍法には、「親の影響を受け続けると開運しない星」というものがあります。

月龍、火龍、空龍がそれにあたるのですが、そういう人にとっては、1の父親は、甘やかしすぎて、子供を依存させてしまい、ダメにしてしまう可能性もあるのです。

逆に、2の父親は、自分の独立を促してくれて、人によっては、こういった親から生まれたお陰で人生が良くなった、となる場合もあります。

実際に私も、これまで様々な事例を見てきましたが、結局「良い親」の定義なんて人それぞれです。

ただし、全ての星の人に共通して言えることがあります。それは、「エネルギーを奪う親の影響を受けていると開運しない」ということです。

「エネルギーを奪う親」とは、「自分の期待通りの人生を歩んで欲しい」と思い、それを子供に押し付ける親のことです。

これはどういう状態か?というと、せっかく子供は、自分の生年月日をもとにした設計図を持ち、60兆個の細胞(作業員)がその設計図通りに働いているのに、勝手に親が指示を出して、設計図とは違った方向に動かしてしまうのです。

その結果、その人の体や、人生にとって良くない作業になってしまい、品下がってしまうのです。

 

(2)エネルギーを奪う人

実は、エネルギーを奪うのは、親だけでなく、
「人(友人、ビジネスパートナー、恋人、夫婦)」に関しても言えます。

占いの観点からお話しすると、人間関係で一番気を付けないといけないのは親なのですが、
それ以外でも、エネルギーを奪う人がまわりにいると、同じように開運しにくくなります。

エネルギーを奪う人ってどういう人か?一番分かりやすいのは「一緒にいるだけで嫌な気分になる人」です。これはすぐ分かるのですが、実は、一緒にいて楽しいからと言って、必ずしも良いわけではありません。
気をつけないといけないのは、「一緒にいる時は楽しいけど、別れたあとにどっと疲れる」という人です。

この場合、自分の知らない間に、エネルギーを吸い取られている可能性があります。
なので、この人といるとエネルギーが上がるのか、下がるのかは、「余韻」で判断することをお勧めします。

会っている間は楽しいと思っていても、別れたあとの余韻が悪かったら、それはエネルギーが下がっているということです。

ただし、「エネルギーを奪う人」というのは、あくまでその時点での話であって、一生関わってはいけない、というわけではありません。人は誰しも、自分のエネルギーが切れると、無意識に他人のエネルギーを奪おうとしてしまうのです。

しかし、その時に自分のエネルギーをあげてしまうと、その人はエネルギーを自家発電できなくなり、永遠に他人からエネルギーを奪い続けなくてはいけなくなります。なので、自分のまわりにいる人とは、お互いにエネルギーを奪い合ったりしない、良い関係を築くことが、開運するためには必要なのです。

 

(3)エネルギーの下がる食べ物

人と同じで、食べ物にもエネルギーを与えるもの、奪うものがあります。

先ほどと同じ原理で言えば、「食べている時は美味しかったけど、食べた後に気分が悪くなった」場合は、その食べ物はエネルギーの低いものです。エネルギーの低い食べ物とは、「不自然な食べ物」のことを言います。

そもそも占いのもととなる自然法則の考え方でいうと、不幸とは、不自然なことなのです。

自然のエネルギーは、木・火・土・金・水の5つだという話をしましたが、現代社会に存在する食べ物は、このどれにも当てはまらない不自然なものが多いのです。

人間のカラダは、その人が食べたもので出来ています。そして、60兆個の細胞は、食べたものを材料にして、設計図をもとにカラダを作ります。

しかし、木・火・土・金・水のどれにも当てはまらない、自然に存在しない食べ物を食べるということは、60兆の作業員に、設計図に書かれていない材料を渡しているようなものです。

すると、作業員は混乱して、設計図通りにカラダを作ることができません。
これが、不自然なものを食べた時にエネルギーが下がる原因です。

もし、これが江戸時代であれば、カラダにいいモノしかなかったのです。

なので、江戸時代の食べ物を食べていれば、勝手に健康になって、少なくとも食という観点から見て開運しないことはありませんでした。しかし、現代の日本の食は、江戸時代から比べると、かなり悪くなっていると言えるでしょう。

どんどん人工的な食べ物が増え、食時代が不自然なものばかりになってしまっています。


不自然なものばかりを食べていると、カラダを悪くするばかりでなく、心も病み、それが鬱や自殺の原因となります。なので、なるべく自然に近いものを食べることで、良い材料を作業員に渡すことができるのです。

 

(4)情報は必ずしも良いものばかりではない

人は、日々色んな情報を受け取って生きているわけですが、これは、まるで食べ物のように、毎日カラダの中に取り入れていることになります。

人のカラダは、食べた物を材料にして構成されるわけですが、逆に、心は、食べた情報を材料にして構成されると言えます。

なので、良い情報をたくさん食べていれば、心は、明るく、軽く、暖かく、前向きになるのですが、現代社会では、情報すらも、毒になりえます。

ネガティブな情報はもちろん、何かしら操作(マインドコントロール)しようとする意図が入った情報は、エネルギーを下げてしまいます。

エネルギーの低い情報を食べていれば、自然と心は暗く、重く、冷たく、後ろ向きになり、設計図通りに人生は進まなくなります。

現代では、インターネットが発達して、ネガティブな情報だらけです。そういった情報を何気なく見ているだけで、勝手にエネルギーが下がっていってしまいます。

なので、情報も食事と同じだと考え、なるべく良い情報を食べるように心がけることで、開運しやすくなります。

 

(5)自宅をパワースポット化する

エネルギーは、場からの影響が非常に大きいです。
例えば、満員電車に乗っていると、だんだん疲れて来る、という人は、その空間にエネルギーを奪われているということになります。

だからと言って、満員電車に乗ってはいけない、と言っているのではなく、少なくとも、普段自分が過ごす空間(家、仕事場)だけでも、エネルギーの高い空間にするべきです。

掃除をして、エネルギーの流れを良くして、清々しい気分になる空間作りをすることで、エネルギーは高くなっていきます。

以上の(1)〜(5)に気をつけて、エネルギーの下がる原因をなるべく取り除き、
エネルギーを貯めていくことで、開運しやすくなりますし、
運命上の人生の

最後に、「人生=生年月日(設計図)×環境×意志」における「意志」の部分について解説します。

結局、どんな生年月日だとしても、どれだけ良い環境にいても、意志がなければ、60兆の作業員たちはどこを目指したら良いのか分かりません。意志は、60兆の作業員たちの棟梁なので、彼ら全体に号令をかける意識がなければ、すぐにまわりの環境に影響されてしまいます。

かと言って、エネルギーを貯めていなければ、意志を持とうとしても、持続しません。

なので、しっかりと日々エネルギーを貯めて、その上で、どういうゴールを目指すのか?という目標をしっかりと持つことが重要です。

いきなり崇高な目標を打ち立てないといけない!と思わなくても良いです。

例えば、お金持ちになりたいとか、結婚して幸せな家庭を築きたいとか、テレビに出て有名になりたい、とか、そういった「自分中心のこと」だとしても、無いよりは全然マシです。

ただ、なるべく、自分の関わるコミュニティをこうしていこう
世界をこんな風にしていこうといった、まわりの人たちのことを思ったり、より高い目標を持った方が、方向性がブレなくなって、60兆個の作業員たちは統一された動きができるようになります。

以上の5つを意識することで、運命は劇的に良くなっていきます。

自分の六龍の特徴とあわせて意識してみてください。