【風龍の偉人】映画「海賊と呼ばれた男」には描かれなかった出光佐三の開運の秘訣

あなたを開運に導く、北極流占い師の相原康人です。

運が良くなれば、どんな夢も叶う!

有名人・偉人から六龍法の生き方を学ぶシリーズです。

今回は、風龍の偉人・出光佐三さんのエピソードを六龍法の観点からご紹介致します。

風龍でないあなたもぜひ、品上がった風龍の出光佐三さんの生き方から開運の秘訣を学んでみてくださいね。

 

映画「海賊と呼ばれた男」には描かれなかった出光佐三さんの開運の秘訣とは?

海賊と呼ばれた男

岡田准一さん主演の映画「海賊と呼ばれた男」をご存知の方も多くいらっしゃると思います。

出光佐三さんを深く知りたい!という方にはお薦めの映画ですので、是非一度ご覧になってみてくださいね。

戦後の日本を変えたといっても過言ではないくらいの偉業を成し遂げた出光佐三さんは、当時実際に海賊と呼ばれていたわけなのですが、なぜ海賊と呼ばれていたのでしょうか。

 

わたし達がガソリンスタンドでよく目にするあの出光は、出光佐三さんが世に生み出した会社になります。

出光佐三さんは、あの出光興産の創業者にあたる方です。

出光佐三さんは、日本に初めて新しいルートで石油を輸入した人物なのです。


当時はアメリカから石油を輸入していたのがあたりまえだったのですが、どこにも所属せずフリーで独自の石油の輸入ルートを開拓したという偉業を成し遂げました。

1953年に日章丸事件と言われている出来事があったのをご存知でしょうか。

当時イランと仲の悪かったイギリスの法律で、イランの石油を勝手に輸入することが許されなかったのですが、日本は戦後の厳しい状況の中、イランから石油を輸入することに成功したのです。

イランから直接石油を輸入をするには途中イギリス海軍を突破しなければならず、見つかれば命はないといったリスクがありました。

そのようなリスクを冒してまでイランから石油を輸入するために、何十日間もかけてイランへと向かったのです。

なぜ出光佐三さんは、そのような不可能とも思えるようなことを成し遂げることができたのでしょうか。

そこには大きな秘密が隠されていたのです。

出光佐三さんは、日本の未来だけではなくイランの未来も考えていました。

イランはイギリスに植民地化されているような状況だったので、このままではイランにとっても良くない。

そして戦後で勢いがなく落ち込んでいた日本国のためにも、イランから石油を輸入することに成功すれば、日本国に希望を与えることができるのではないかと考えたのです。

不可能を可能すれば、日本国の明るい日本を描く勇気を与えることができるかもしれない、そう考えたのです。

出光佐三さんは、未来に対する壮大なビジョンを掲げていたのです。

それに加えて「絶対に皆を死なせるわけにはいかない!」そう考えた出光佐三さんは、間違いなくこれなら行けるだろう!というルートを調べに調べあげたのちに、日章丸という船を出航させました。

映画「海賊と呼ばれた男」を観ると出光佐三さんは天才であり超人のように描かれているのですが、その秘密はもう一つありました。

不可能とも思える無謀な挑戦に対して、出光佐三さんが「必ずうまくいく!」と確信を持てていた理由がここにあります。

神力


それは決して映画では描かれることのなかった背景、それが神力でした。

出光佐三さんは福岡県出身なのですが、宗像(むなかた)大社を深く信仰していた事でも知られています。

福岡県にある宗像大社の社殿を建て替えたり、それこそ大金を納めたり、宗像大社への参拝も頻繁に行っていたそうなのです。

そういった宗像大社に対する厚い信仰心が宗像大社の神様からのバックアップを受け、応援されることへと繋がったのです。

宗像大社の恩恵を受け、神力を得ていた出光佐三さんは正に、ご自身の力の枠を超えていたとも言えるのです。


宗像大社の神様の神力によって、日章丸がイランに出航した際にありとあらゆる海軍の裏をかくことができ、そして見事、石油をたくさん積んで無事に川崎の港まで戻ってくることに成功したのです。

現在、イランの船の神話で最も有名なのが「ノアの箱舟」と「タイタニック」。

そしてもう一つが、この「日章丸事件」だと言われています。

”日章丸事件”と語り継がれている出来事をきっかけに、日本のイランとの関係性は今でも良く、ノアの箱舟とタイタニックに並び今も尚語り継がれている程、歴史的にも大きなインパクトを与えた出来事でもありました。

当時イギリスの植民地のような状態だったイランに一石を投じた出光佐三さんは、イランにとっても英雄的存在だったのです。

この様な出光佐三さんのような生き方は、正に風龍的とも言えるのです。

 


【出光佐三さんの言葉】

 努めて難関を歩いて
 努めて苦労を味わう
 これが人間としては
 大切なことである

引用:出光金言

              

出光佐三さんは深い信仰心を持ちながらも、神様だけではなく、人をも大切にされました。

人と一緒に難関を乗り越えていく大切さ、苦労を共に味わい、苦難や国難を乗り越えることの大切さを大事にしました。

つまり一人ではなく、人と共に、仲間と共に乗り越えていくことの大切さを大事にされたのです。

そして神様からも応援されるような壮大なビジョンを見て動いた方でした。

ご自身の未来だけでなく、出光興産の未来、日本の未来、そしてイランの未来。

皆が幸せになる未来、皆にとってベストな未来を描きました。

絶対に実現できるという確信は、厚い信仰心によるものだったのです。

出光佐三さんは正に風龍的な生き方をされた人物ではありますが、たとえあなたが風龍でなくとも、出光佐三さんのような風龍的な生き方を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

遠くを見て風は運ばれるもの

魅力的な風龍になるために

小さな事に執着してしまうと、風龍の魅力を発揮することができません。

目の前の小さなことに捕らわれてしまうと、竜巻のような性質も持つ風龍は、良い意味でも悪い意味でも人を巻き込んでしまうのです。

遠くを見て風は運ばれるものです。

遠い未来、あるいは近い未来でも良いでしょう。

どんなときでも未来を信じて大きなビジョンを掲げることが、風龍の性質を多いに活かし、最高に魅力的になるためには欠かせないことになります。

 

運が良くなれば、どんな夢も叶う!

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相原康人