風龍の特徴と開運ポイント

2020年7月12日

明るくパワフル、いのちを伝える人

風によって、鳥は飛び、植物の種子や目に見えない微生物たちが運ばれます。
つまり、生命（いのち）を流して伝えるのが風龍の役割です。

誰かが始めたことを、風龍が受け継いで、次の世代に渡す。
常に誰かが発したエネルギーを受け止めて、その実行力で発展させて、次の待つものに伝えていく宿命をもちます。

ポジティブなエネルギーを組織や家族、目の前の相手に運び、ネガティブなエネルギーを祓い清めます。性格はおおらか、明るく、パワフル、元気。勢いに乗ったときの行動力は六龍の中で随一。少々辛いことがあっても、「大丈夫！」と言って乗り越えることができる強さと明るさを持ちます。周囲には、乗せてその気にさせるアクセル役と、調子に乗ったときに抑えてくれるブレーキ役が必要です。

どこか抜けていたリ、大事なことをコロッと忘れたりするところもあります。人懐こくて、みんなを喜ばせるのが大好き。特に男性は、おだてに弱く、褒められるとすぐに舞い上がります。パワー全開になるのは強みですが、収拾がつかなくなると弱みにもなります。

他力を使うことでフルパワーが出る特徴もあるので、集団の中にいることが開運のポイントです。その気にさせてくれるアクセル役と、自分ではとめられなくなったときのブレーキ役が必要です。勢いのある風龍を優しく見守る友人や家族からの意見には、耳を傾けるようにしましょう。

開運のカギは、自分がどこにいて、どこに向かっているのかを意識すること。１～５年後の自分の未来を描くのが良いでしょう。

風龍は、あわただしい毎日を送っていると、すべての物ごとや人への接し方が雑になりがち。一日10分でもいいので、心を落ち着かせる時間をつくりたいものです。手をかけてご飯をつくる、机の上を整理する、ゆっくりと食器を洗う、すみずみまで掃除をするなど、日常の雑事を丁寧に行うように心がけましょう。

恋愛・結婚

明るい愛されキャラだが、勢いよすぎ、流されすぎに注意

明るく元気、ノリの良さも抜群の風龍は、多くの人から愛される素質があります。軽い気分で恋愛を楽しむと思われがちですが、相手との距離を縮める段階では慎重派です

しかし、いったん仲よくなると、恋愛モードに勢いをつけます。それまで普通に接していたのに、急に距離感が近い言葉を言われると、相手が面食らってしまいます。相手の反応をみながら恋を進めましょう。

恋愛や家庭で少々つらいことがあっても、もって生まれたポジティブさで切り抜けることができます。よい意味でも悪い意味でも適当な性格なので、目の前にある課題から逃げないようにすれば、良好な関係を持続できます。

“品上がっている”時は、相手を受け止めるゾーンが広がります。性格や日常習慣の違いは、風龍にとって大した問題ではありません。

ただし同時に、不倫におちいりやすいタイプともいえます。恋愛に限らず、風龍は自分の立ち位置や相手の事情を忘れてしまいがちです。関係に踏み込んでしまう前に、一歩立ち止まる勇気も必要です。

ほめ言葉をストレートに受け止め、すぐ機嫌がよくなるのが風龍。恋愛や結婚において、風龍は扱いやすい性格です。風龍と接する相手がアクセルやブレーキとなり、しっかりコントロールしましょう。両親を見れば、性格をより把握できます。男性なら父親、女性なら母親の影響を濃く受けているでしょう。

恋を成就させるコツは、自分からアプローチするより、誘われるような演出をすること。信用が第一。信用を得るには裏切らないこと。約束したことは何があっても実現させること。できない約束はしないこと。さらに、相手主体に考えることです。自分がしてやっているとか、自分のおかげで…なんてことは、絶対に思わないことです。周囲の人のおかげで自分が輝けることへの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

仕事について

そもそも風龍は、細かいお金の計算が苦手。しかも、お金を使う時はいつもどんぶり勘定。ストレスがたまると散財する傾向にあります。お金を引き寄せる秘訣は、楽しんで打ちこめる仕事に出会うことです。

加えて、周囲の評価を気にしすぎなくてもよい環境、細かいことにうるさい人がいないという人間関係もカギとなります。風の勢いを止めてしまう環境では、風龍のポジティブさを発揮できなくなります。

仕事は、出版や講演など、書く・話すことが向いています。「誰かの想いを受けとめ、次に伝える」という役割があるからです。

風龍は、自分自身でアイデアを練ってゼロベースから事業をおこすよりも、風のように流れに乗るほうが運気が上がります。すでにシステム化されたものを継ぐのもいいですし、誰かから頼まれて仕事をはじめるのもよいでしょう。仕事仲間は、「ほめて、その気にさせてくれる」アクセル役と、「勢いに乗りすぎた時に抑えてくれる」ブレーキ役が必要です。