運気とは? 生年月日と運のバイオリズムについて
生年月日でどこまでわかる?
生年月日で運命はどこまで決まるのでしょうか?
例えば、イチローと同じ生年月日に生まれた人は全員野球が上手なのかというと、そんなことはありません。むしろ、運動神経が全くない、という人も沢山いるでしょう。
有名になるとも限りませんし、スポーツ以外の分野で大活躍している人もいれば、何の才能も発揮されずに生涯を終える人、不運な人も沢山います。
活躍している有名人と誕生日が同じだと、嬉しくなったりするものですが、だからといって、人生で大成功できるといったことは全くありません。
では、生年月日で決まることとは、一体何なのでしょうか・・・?
それは、大きく2つあります。
まず1つ目は、同じ生年月日に生まれた人には、性格に共通する部分がある、ということ。
全く同じというわけではありませんが、同じ生年月日の人たちを集めたときに、ある共通した特徴があることがわかります。
そして2つ目。
同じ生年月日の人は、「人生のバイオリズム」がある程度共通していること。
バイオリズムというのは、例えば、「○○歳で人生の転機が来る」といったことです。
この「人生の転機」が、ある人にとっては幸運な出来事であり、またある人にとっては不幸な出来事となるのです。
つまり、生年月日で「良い、悪い」だとか、「成功する、成功しない」といったことが決まるのではなく、「人生の大きな流れの型」が決まる、ということです。
運気のサイクル
運気の流れを読むうえで、誰にとっても共通するポイントがあります。
それは、
「人生のバイオリズムは、12年で1サイクル」ということ。
(その理由も、後ほど説明します。)
12年で1サイクルなので、13年目は、また最初に戻ってスタートです。
イメージとしては、カエルの歌を皆でズラしながら歌い、歌い終わった人はまた最初から歌う、ということを繰り返している感じです。
1曲歌い終わるのにかかるのが12年。それでまた元のサイクルに戻ります。
世の中には、12年サイクルで運勢を解説する本は多く出回っています。
いわゆる「星占術」に分類されるのですが、そのほとんどは六龍法のスタンスとは異なります。
具体的に言うと、多くの星占術系の本は、「この時期は運が悪い」と書かれてあるものが多く、中には「この生年月日の人は運が悪い」とまで言い切っているものもあります。
ですが、六龍法占いは、「生まれつき運の悪い人、あるいは運の悪い時期というものは存在しない」という立場で鑑定します。
運の悪い生年月日など存在しません。
ただ、バイオリズムのずれがあるだけなのです。